ドラムで速く手数の多いストロークを打つときに避けて通れないのがダブルストロークです。
ダブルストロークをマスターすればドラムのフィルインのバリエーションが格段に増えます!
ぜひ家で練習してマスターしましょう!
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ダブルストロークのやり方
ダブルストロークは打面を打ったときのリバウンドを利用して2打目を連続で打つやり方です。
その分、速く2打目を打つことができます。
1打目を打った後、リバウンドしてきたものを中指、薬指を少し握って2打目を打ちます。
イメージ的には、中指、薬指が当たっても2打目が打たれますが、少し握る感覚だと音の粒が揃ってきます。
逆に中指、薬指はきちんと曲げていないと注意が必要です。
というのも、たまに親指と人差し指だけに力で力を入れて、他の指がステックから離れている人がいます。(昔私もそうでした)
しかし、これではステックのコントロールが安定しないためリズムが狂います。
必ず、中指、薬指、小指は曲げてください。だけども曲げるが、ステックをリバウンドさせるときは、ステックとの空間を少し開けてください。そうしないとリバウンドがなりません。
ダブルストロークの習得練習
それでは、ダブルストロークの習得練習をしてみましょう。
練習パッドで、まずはリバウンドを感じる練習です。
1打目は普通に打ってみましょう。その後、手の力を抜いて手の中でリバウンドするのを感じましょう。
「タッタタタ・・・」という感じです。
右も左も交互にこれを繰り返してみましょう。
リバウンドしてますか?
手の中でリバウンドして、タタタタ言っていたらばっちりです。
この時の注意点としては、叩いた時には手はそのままで、ステックの先が上に上がることです。
手は振り下ろしたままです!
つまり、叩いた時にはステックだけ上がっていないとダブルストロークではないのです。
ここは注意してください!!
次に、ダブルを意識して打ってみましょう。
1打目を打った後に中指と薬指を握り、2打目を打っていきます。
ゆっくりでいいですし、リズムはめちゃめちゃでもいいです。
2打目をリバウンドと握りできちんと打ってみましょう。
「タタッ」と2打打てたら成功です。
コツは何度もいいますが、リバウンドを感じることです!
2打打てたら、これを繰り返していきます。
ダブルストロークを安定させる家での練習用フレーズ
それではダブルストロークがなんとなくできたら、リズムや音の粒を安定させる練習をしていきましょう。
まずはチェンジアップ
最初は交互に打っていき、次に速くダブルを打っていきます。
メトロノームのテンポは60くらいから初めて徐々に上げていきます。(+5ずつ)
リバウンドを握るタイミング、音の粒が揃うように意識しましょう。
速くするにつれてそんなに握らなくてもいいな~と感じてきます。
3連符の練習フレーズ
3連符でダブルストロークを絡めたエクササイズです。
テンポは60くらいから初めて徐々に上げていきます。(+5ずつ)
ダブルのところがしっかり3連になるように意識しましょう。
シングルとダブルが入った練習フレーズ
シングルとダブルの交互を打っていくエクササイズです。
テンポは60くらいから初めて徐々に上げていきます。(+5ずつ)
切り替えた時はリズムが狂わないよう意識しましょう。
3連符の練習フレーズ(応用)
3連と3連の間でダブルをしてみる練習です。
テンポは60くらいから初めて徐々に上げていきます。(+5ずつ)
なかなか始めはリズムが取にくく、難しいですが、すごく鍛えられます。
いかがでしたでしょうか。
ダブルストロークはコツが掴めばドラムの幅の広がり楽しくなりますよ。
ぜひ家でしっかり練習して、生ドラムのフィルインにも生かしていきましょう!