ドラムを始めたばかりの方で、ドラムセットが家に置けなかったり、買えなかったりする場合にドラムの練習量が足らなくて上手くならない!と思っている人も少なくないと思います。
特に真面目な人で向上心がある人はそうだと思います。
けれど、正直に言いましょう。私は家にドラムがなくても上達します。
現に私は大学時代に電子ドラムをローンで買って、やっていましたが全く上達しませんでした。
しかし、今はドラムセットも電子ドラムもないのにメキメキ上達するようになりました。
もちろんドラム教室にも通っているおかげもありますが、教室っていったって週に1回通う程度です。
後は家で練習をしているのと週に1回スタジオで練習しているだけです。
だけど、以前よりも上手くなっているなという実感があるし、叩ける曲も増えてきました。
つまりは、たいして練習していなくても上手に叩けるのです。
初心者の人もこれから紹介するポイントを読んできちんと実行すれば、ドラムセットがなくても上手くなったな~と実感沸くと思うのでぜひポイントを掴んでドラムの練習をしてみてください。
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練習は「量」ではなく「質」
練習は量ではなく質です。これは絶対です。
多くの時間練習したから上達したんだ、努力って大事なんだと良く聞きますよね。
私はこれは必ずしも当てはまらないと思っています。
ドラムに限らず、上達する人というのは毎日長時間練習したから上手くいったわけではありません。
正しいトレーニングをしたから上達しているのです。
そして質を高めるコツは目的をきちんと持って練習することです。
目的のない練習はただ動いているだけです。
意味がありませんのでやめましょう。
よく運動部の部活で練習メニューがあると思いますが、きちんと目的を把握して意識して練習しないと、ただメニューをこなしているだけに過ぎず、上達もしません。
ドラムも一緒です。きちんと目的を持ってやることが重要です。
家で練習するにしてもスタジオでドラムを叩くにしてもです。
この目的をきちんと持ってやることこそが、生ドラムをなかなか叩けなくても上達するコツなのです。
ドラムは基礎練習が他の楽器よりも大事
私はピアノもギターもしていましたが、とりわけドラムって基礎練習が大事だなと感じています。
ドラムって安定したストロークと手足のコンビネーションが上手くできないと表現できません。
またダブルストローク、ダブルキック、クローズリム、ダウンアップなどある程度コツを掴まないとできないテクニックがあります。
ピアノなんてそんなテクニックありませんし、ギターのテクニックもすぐ身に付きますが、
ドラムのテクニックはなかなか難しいです。
また、ストロークを速く正確に叩くことはピアノやギターを速く弾くよりもコツと意識が必要です。
なので、家での練習にしろ、スタジオ練習にしろドラムは基礎練習に重きを置いた方が良いです。
特に初心者は、いろんなテクニックの習得とリズムパターンを覚えることが上達のコツです。
やることをきちんと絞る
やる練習は1つか2つに絞りましょう。あれもこれも1日にしないようにしましょう。
いろいろやろうとすると集中できず、だらけます。
そして、成長している実感も沸きません。
必ず、1つか2つにしましょう。
初心者は1つでも良いです。絞ると集中力が高まるし、そのトレーニングに関して上達してくる実感も沸くのでドラムの練習が楽しくなります。
毎日やみくもに練習しない
練習を毎日繰り返しやればよいのかといえばそうではありません。
それでは最初に言ったようにただ動いているだけになります。
大切なのは以前の自分よりも成長しているかです。
なので、ドラムならばゆっくりのテンポできっちりできることを最初の目標に掲げ、その後は目標となるテンポを上げていくことをおすすめします。
ある程度のテンポまで行くと次の段階ですが、初心者は速いテンポにまだついていけません。
なので、初心者は遅いテンポでクリアできたら5ずつでいいので、上げていくのが大切です。
そうすれば速く正確に演奏できるので上達も実感できるのです。
例えば、ダブルストローク、ダブルのキックを練習する場合にはまず習得を目標にしてください。
この2つはコツを自分でつかめないとなかなかできないです。
なので、まずはゆっくりでも良いので、「きちんとなっている!」というところまでマスターした後にメトロノームに合わせてやっていきましょう。
ドラムの練習時間は短くする
あえて練習時間は短くしましょう。時間を短くすることは効率化、質を高めることに役立ちます。
スタジオも何時間と借りないで1時間くらいで終わるのをおすすめします。
短くすることで、どこを改善すべきかよくわかりますし、時間がないので集中力も意識も高まります。
いかがでしたでしょうか。
家にドラムがないから全然うまくならないんじゃないかと不安になっていたのなら、これらのポイントを押さえてドラムの練習をしてみてください。何度も言いますが、練習がたくさんできたからこそ上達するわけではありません。
ポイントを掴み、きちんと正しいやり方で練習すること、そして集中力でドラムが上手くなります!
一緒に、効率よくメキメキドラムを上達させましょう!