ドラムはフォームがかなり大切になってきます。
フォームが安定しないとタムを安定的に速く回すことはできませんし、ミスショットもします。
自宅で練習する際も、フォームを意識してエアドラムで曲を叩くと、実際にスタジオでドラムを練習する際に非常に安定したリズムで叩けるようになります。
この記事ではフォームのどこを気を付けるべきかを紹介したいと思います。
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1.叩いたら肘の位置は動かさない
スネアなら最初に構えた位置に、ハイハットも、ライドも叩いたら肘の高さは固定のままです。
上下には動きません。ここが崩れると、リズムがおかしくなったり、ミスショットにつながります。
必ず肘は固定の位置を意識してエアドラムを自宅でしましょう。
これはタム回しでも同じです。タムを回すときは手は多少動きますが、肘の高さは変わりません。
腕の角度はタムの高さによって変わりますが、肘の高さは変わらない方が、安定して速くタムが回せますし、リズムが狂いません。
エアドラムでタム回しのフィルインの時、肘がなるべく変わらないように意識してみましょう。
2.手をタムに近づけない
どうしてもタムを速く回そうとするとき、手をタムに近づけてしまうことがあります。
もちろん、タムはスネアと離れているので、当然手は動きますが、注意はタムに手を近づけ過ぎないことです。
タムはそんなに手を近づけなくても叩けます。
実際、スタジオのドラムでスネアからあまり離さずにスネアの前になるハイタムを叩いて見てください。
たいしてスネアから手を動かさなくてもタムが叩けることが分かると思います。
手をタムに近づけ過ぎないメリットは、下記の通りです。
・移動距離が短く、タム回しが速くできる
・近づけない方がミスショットしないため、安定してきれいな音とリズムが作れる
実際に上手いプレーヤーを見ると、激しくしてそうでも、そんなに移動距離はありませんし、手がタムに近づいていません。
これならあなたも速くタム回しができるプレーヤーにすぐ近づくことができます。
自宅練習でエアドラムで速いフィルインを叩く場合もこれを意識してすれば、ドラムを叩くときもフィルインも崩れず、粒が揃うようになってきます。
また、フロアタムは一番下のタムなので、つい手が下に行きがちですが、ロータム(フロアタムの前にあるタム)とそんなに手の高さを変えなくても叩けます。むしろその方が、速くフロアタムにタムが回せますので、意識してみてください。
ドラムはフォームがきれいであることが速く安定したリズムでドラムが叩けることにつながります。
私もフォームを意識するまでは、リズムが狂ったり、フィルインで速くなったり崩れたりしましたが、フォームが安定してからはドラミングに余裕が生まれ、しかも安定的に速いフレーズが叩け、なおかつ手が疲れることもなくなりました。
ぜひ、自宅練習でエアドラムをする際にはフォームを意識して練習してみてください。